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坐骨神経痛の症状を徹底解説!痛みやしびれの種類、改善方法まで

2025.06.12 | Category: 坐骨神経痛,症状

坐骨神経痛の症状に悩んでいませんか? お尻から足にかけての痛みやしびれ、辛いものです。このページでは、坐骨神経痛の症状を徹底的に解説します。痛みの種類や場所、しびれの範囲や程度など、具体的な症状について詳しく説明しているので、自分の症状が坐骨神経痛かどうかを判断する材料になります。さらに、坐骨神経痛のよくある原因や、症状を和らげるための予防方法についてもご紹介。坐骨神経痛の症状を理解し、適切な対処をするための知識を、ぜひこのページで手に入れてください。

1. 坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている坐骨神経が圧迫されたり刺激されたりすることで、痛みやしびれなどの症状が現れる状態のことを指します。病名ではなく、様々な原因によって引き起こされる症状の総称です。腰痛と混同されがちですが、坐骨神経痛は腰だけでなく、お尻や太もも、ふくらはぎ、足先など、坐骨神経の走行に沿って症状が現れるのが特徴です。

坐骨神経は、人体で最も太く長い神経です。腰椎から出て、お尻や太ももの裏側を通って足先まで伸びています。この神経が何らかの原因で圧迫や刺激を受けると、その支配領域に痛みやしびれなどの症状が現れます。坐骨神経痛の原因は様々ですが、最も多いのは椎間板ヘルニアです。その他、脊柱管狭窄症や梨状筋症候群なども坐骨神経痛の原因となります。

1.1 坐骨神経痛の症状の種類

坐骨神経痛の症状は人によって様々ですが、代表的なものとしては、痛み、しびれ、感覚異常、筋力低下などがあります。これらの症状は、坐骨神経が圧迫されている部位や程度によって異なります。

症状 説明
痛み 鋭い痛み、鈍い痛み、電気が走るような痛みなど、様々な種類の痛みがあります。
しびれ ピリピリとしたしびれ、ジンジンとしたしびれなど、様々な種類のしびれがあります。
感覚異常 感覚が鈍くなったり、過敏になったりします。
筋力低下 足に力が入りにくくなったり、歩行が困難になったりします。

1.2 坐骨神経痛と腰痛の違い

坐骨神経痛と腰痛はどちらも腰部に症状が現れるため、混同しやすいですが、原因や症状の現れ方が異なります。腰痛は腰部に限定された痛みであるのに対し、坐骨神経痛は腰から足にかけての痛みやしびれなどの症状が現れます。下記の表に違いをまとめました。

項目 腰痛 坐骨神経痛
痛みの範囲 腰部 腰から足にかけて
主な症状 腰の痛み、こわばり 痛み、しびれ、感覚異常、筋力低下
原因 筋肉の疲労、姿勢不良、ぎっくり腰など 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群など

2. 坐骨神経痛の主な症状

坐骨神経痛の症状は、人によって様々ですが、代表的なものとしては、痛み、しびれ、感覚異常などが挙げられます。これらの症状は、坐骨神経が圧迫されたり、刺激されたりすることで引き起こされます。症状の程度や範囲は、原因や個々の状態によって大きく異なります。

2.1 痛み

坐骨神経痛の痛みは、鋭い痛み鈍い痛み焼けるような痛みなど、様々な形で現れます。また、持続的な痛みや、動作によって悪化する痛みなど、痛みのパターンも様々です。咳やくしゃみで痛みが悪化することもあります。

2.1.1 痛みの種類

  • 鋭い痛み
  • 鈍い痛み
  • 焼けるような痛み
  • 電気が走るような痛み

2.1.2 痛みの発生場所

発生場所 特徴
腰から臀部、足にかけて痛みが広がることがあります。
臀部 臀部に痛みやしびれを感じ、座っているのがつらいことがあります。
太もも裏 太ももの裏側に沿って痛みが走り、足の動きが制限されることがあります。
ふくらはぎ ふくらはぎに痛みやしびれを感じ、歩行が困難になることがあります。
足先に痛みやしびれを感じ、つま先立ちが難しくなることがあります。

2.2 しびれ

坐骨神経痛のしびれは、ピリピリとした感覚ジンジンとした感覚感覚が鈍くなるなど、様々な形で現れます。また、常にしびれている特定の姿勢でしびれが悪化するなど、しびれのパターンも様々です。

2.2.1 しびれの範囲

  • 臀部
  • 太もも
  • ふくらはぎ
  • 足先

2.2.2 しびれの程度

  • 軽いしびれ
  • 強いしびれ
  • 感覚がなくなる

2.3 その他の症状

痛みやしびれの他に、筋力低下冷感灼熱感感覚異常(触られた感じが鈍い、過敏など)といった症状が現れる場合もあります。これらの症状は、坐骨神経が圧迫されることで神経の機能が低下するために起こります。また、排尿・排便障害が現れる場合もあります。これは、重症の場合に起こりうる症状で、注意が必要です。

3. 坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛は、その名前から坐骨神経自体に問題があると思われがちですが、多くの場合、坐骨神経が圧迫されたり刺激されたりすることで起こる症状です。その原因はさまざまですが、主なものを以下に挙げます。

3.1 椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が、外に飛び出して神経を圧迫することで起こります。腰椎に発生した椎間板ヘルニアの場合、坐骨神経が圧迫され、坐骨神経痛の症状を引き起こすことがあります。

3.2 脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る脊髄神経の通り道である脊柱管が狭くなることで、神経が圧迫される病気です。加齢による骨の変形や靭帯の肥厚などが原因で起こることが多く、腰部の脊柱管が狭窄すると、坐骨神経が圧迫され、坐骨神経痛の症状が現れることがあります。

3.3 梨状筋症候群

梨状筋症候群は、お尻にある梨状筋という筋肉が坐骨神経を圧迫することで起こる症状です。梨状筋の炎症や硬縮などが原因と考えられており、坐骨神経痛と似た症状を引き起こすため、鑑別が重要です。

3.4 その他

上記以外にも、坐骨神経痛を引き起こす原因はいくつかあります。例えば、腰椎すべり症、脊椎分離症、腫瘍、感染症などが挙げられます。また、妊娠中はお腹が大きくなることで姿勢が変化し、坐骨神経が圧迫されることで坐骨神経痛の症状が現れることもあります。稀なケースでは、糖尿病などの代謝性疾患や、外傷が原因となることもあります。

原因 概要
椎間板ヘルニア 椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫
脊柱管狭窄症 脊柱管が狭くなり、神経を圧迫
梨状筋症候群 梨状筋が坐骨神経を圧迫
腰椎すべり症 腰椎が前方にずれる
脊椎分離症 脊椎の一部が分離する
腫瘍 神経を圧迫する腫瘍
感染症 神経に炎症を起こす感染症
妊娠 お腹の大きくなることによる姿勢変化
外傷 事故などによる神経の損傷
代謝性疾患 糖尿病など

坐骨神経痛の原因を特定することは、適切な治療を行う上で非常に重要です。そのため、症状が続く場合は、自己判断せずに医療機関を受診し、専門家の診断を受けるようにしてください。

4. 坐骨神経痛の診断方法

坐骨神経痛の診断は問診、身体診察、画像検査などを組み合わせて、総合的に判断します。

4.1 問診

まずは、症状について詳しく聞かれます。いつから症状が現れたのか、どのような痛みやしびれがあるのか、痛みの程度や範囲、日常生活への影響などを具体的に説明することが重要です。

4.2 身体診察

問診後、神経学的検査を含む身体診察が行われます。坐骨神経痛の特徴的な症状を把握するために、いくつかの検査が行われます。

4.2.1 下肢伸展挙上テスト(SLRテスト)

仰向けに寝た状態で、足をまっすぐ伸ばしたまま持ち上げます。坐骨神経痛がある場合、特定の角度で痛みやしびれが強くなります。この検査は、坐骨神経の炎症や圧迫の有無を調べるために行います。

4.2.2 その他

他にも、筋力検査、感覚検査、反射検査などを行い、神経の損傷の程度や範囲を評価します。姿勢や歩行の様子を観察することもあります。姿勢や歩行の様子を観察することもあります。

4.3 画像検査

問診や身体診察の結果に基づいて、必要に応じて画像検査を行います。代表的な画像検査には、以下のようなものがあります。

検査方法 目的
レントゲン検査 骨の状態(骨折、変形、腫瘍など)を確認します。
MRI検査 椎間板、脊髄、神経などの状態を詳細に確認できます。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの診断に有用です。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの診断に有用です。
CT検査 骨の状態をより詳細に確認できます。また、神経の通り道が狭くなっているかなども確認できます。

これらの検査結果を総合的に判断し、坐骨神経痛の原因を特定し、適切な治療方針を決定します。

5. 坐骨神経痛の治療方法

坐骨神経痛の治療は、症状の程度や原因によって様々です。保存療法で改善が見られない場合や、重症の場合は手術療法が選択されることもあります。どの治療法が適切かは、専門家の診断に基づいて決定されます。

5.1 保存療法

多くの坐骨神経痛は、保存療法で改善します。保存療法には、主に以下の方法があります。

5.1.1 薬物療法

痛みや炎症を抑えるために、次のような薬が使用されます。

薬の種類 効果
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) 痛みや炎症を軽減します。ロキソニン、ボルタレンなどが代表的です。
神経障害性疼痛治療薬 神経の痛みを和らげます。リリカ、サインバルタなどが用いられます。
筋弛緩薬 筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。ミオナールなどが挙げられます。

5.1.2 理学療法

専門家による指導のもと、ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、身体の機能改善を目指します。 これにより、姿勢の改善や、坐骨神経への負担軽減が期待できます。

5.2 手術療法

保存療法で効果が見られない場合や、馬尾症候群など緊急性を要する場合は、手術療法が検討されます。原因となっている部位によって、様々な手術方法があります。

5.2.1 椎間板ヘルニアに対する手術

突出している椎間板の一部を取り除き、神経への圧迫を取り除く手術です。代表的なものとして、ラブ法、MED法などがあります。

5.2.2 脊柱管狭窄症に対する手術

狭くなった脊柱管を広げ、神経への圧迫を軽減する手術です。除圧術などが行われます。

手術療法は、症状や原因、患者さんの状態によって適切な方法が選択されます。医師とよく相談し、理解した上で治療を受けることが大切です。

6. 坐骨神経痛の予防方法

坐骨神経痛は、一度発症すると再発しやすい傾向があります。日頃から予防を意識することで、痛みやしびれなどの症状を防ぎ、快適な生活を送ることに繋がります。ここでは、坐骨神経痛の予防に効果的なストレッチと日常生活での注意点をご紹介します。

6.1 ストレッチ

適度なストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進することで、坐骨神経痛の予防に効果的です。特に、お尻や太ももの裏側、腰回りの筋肉を重点的にストレッチしましょう。下記に具体的なストレッチ方法をいくつかご紹介します。

ストレッチ名 方法 注意点
ハムストリングスのストレッチ 仰向けに寝て、片方の足を天井に向けて伸ばします。伸ばした足の膝裏にタオルをかけ、タオルの両端を手で持ち、ゆっくりと胸の方へ引き寄せます。 膝を曲げずに、太ももの裏側が伸びているのを感じながら行いましょう。
梨状筋のストレッチ 仰向けに寝て、両膝を立てます。片方の足首をもう片方の膝の上に乗せ、下の足を抱えるように胸の方へ引き寄せます。 お尻の筋肉が伸びているのを感じながら行いましょう。
大殿筋のストレッチ 仰向けに寝て、両膝を立てます。片方の足首をもう片方の太ももに乗せます。両手で下の足の太ももを抱え、胸の方へ引き寄せます。 腰が反らないように注意し、お尻の筋肉が伸びているのを感じながら行いましょう。

これらのストレッチは、1回につき20~30秒程度、左右それぞれ数回繰り返すと効果的です。痛みを感じる場合は無理せず中止し、ご自身の体調に合わせて行いましょう。

6.2 日常生活での注意点

日常生活における姿勢や動作に気を付けることも、坐骨神経痛の予防に繋がります。以下に具体的な注意点をご紹介します。

6.2.1 姿勢

正しい姿勢を保つことは、腰への負担を軽減し、坐骨神経痛の予防に重要です。立っているときは、背筋を伸ばし、お腹に力を入れて、骨盤を立てるように意識しましょう。座っているときは、浅く座らず、深く腰掛けて、背もたれに寄りかかりましょう。長時間同じ姿勢を続ける場合は、こまめに休憩を取り、軽いストレッチを行うように心がけてください。

6.2.2 動作

重い物を持ち上げるときは、膝を曲げて腰を落とすようにし、腰に負担がかからないようにしましょう。また、中腰の姿勢を長時間続けるのも腰への負担となるため、なるべく避けましょう。急に体をひねったり、重い物を持ち上げたりする動作は、腰に大きな負担をかけるため、注意が必要です。

6.2.3 その他

適度な運動を心がけ、腰回りの筋肉を鍛えることも、坐骨神経痛の予防に効果的です。ウォーキングや水泳など、腰に負担の少ない運動を選びましょう。また、冷えは血行不良を招き、坐骨神経痛の症状を悪化させる可能性があります。特に冬場は、腰回りを温めるように心がけましょう。体重管理も重要です。過剰な体重は腰への負担を増大させるため、適正体重を維持するように努めましょう。

7. 坐骨神経痛の症状についてのよくある質問

坐骨神経痛の症状に関して、よくある質問をまとめました。

7.1 Q. 坐骨神経痛は自然に治りますか?

坐骨神経痛は、原因や症状の程度によって自然に治る場合もありますが、必ずしもそうとは限りません。軽度の坐骨神経痛であれば、安静にすることで痛みが軽減し、自然に回復することもあります。しかし、重度の坐骨神経痛や、 基礎疾患がある場合は、適切な治療が必要になります。自己判断せずに、専門家に相談することが大切です。

7.2 Q. 坐骨神経痛になったら手術が必要ですか?

坐骨神経痛になったからといって、必ずしも手術が必要になるわけではありません。多くの場合、保存療法(薬物療法、理学療法など)で症状が改善します。手術が必要となるのは、保存療法で効果がない場合や、神経が圧迫されて麻痺などの重篤な症状が出ている場合に限られます。専門家の指示に従い、適切な治療を受けるようにしましょう。

7.3 Q. 妊娠中に坐骨神経痛になったらどうすればいいですか?

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて腰への負担が増し、坐骨神経痛を発症しやすくなります。妊娠中の坐骨神経痛の場合は、お腹の赤ちゃんへの影響も考慮しながら治療を進める必要があります。
まずは、産婦人科の医師に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。
一般的に、ストレッチや姿勢の改善、骨盤ベルトの着用などが推奨されます。

7.4 Q. 坐骨神経痛と腰痛の違いは何ですか?

坐骨神経痛と腰痛は、どちらも腰やお尻周辺に痛みを感じるため、混同されやすい症状です。しかし、坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びる坐骨神経が圧迫されたり炎症を起こしたりすることで、お尻や太もも、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれが生じるのに対し、腰痛は、腰椎やその周囲の筋肉、靭帯などに問題があることで腰に痛みを感じるものです。坐骨神経痛の場合、腰痛に加えて、お尻や足への痛みやしびれを伴うのが特徴です。

7.5 Q. 坐骨神経痛を予防するにはどうすれば良いですか?

項目 詳細
姿勢 正しい姿勢を保つことで、腰への負担を軽減し、坐骨神経痛の予防につながります。特に、デスクワークや長時間の運転など、同じ姿勢を続ける場合は、こまめに休憩を取り、姿勢を変えるように心がけましょう。
運動 適度な運動は、腰回りの筋肉を strengthening(強化)し、坐骨神経痛の予防に効果的です。ウォーキングや水泳など、腰に負担の少ない運動を選びましょう。
ストレッチ ストレッチによって、坐骨神経の周りの筋肉を柔軟にし、神経の圧迫を防ぐことができます。毎日継続して行うことが大切です。
体重管理 過度な体重増加は腰への負担を増大させ、坐骨神経痛のリスクを高めます。適正体重を維持するために、バランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。

これらの情報が、坐骨神経痛の症状でお悩みの方の参考になれば幸いです。

8. まとめ

坐骨神経痛の症状は、お尻から足にかけての痛みやしびれが主ですが、その種類や範囲、程度は人によって様々です。この記事では、坐骨神経痛の代表的な症状や原因、診断方法、治療方法、予防方法について解説しました。坐骨神経痛の原因には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などがあり、症状や原因に応じて適切な治療法を選択することが重要です。保存療法で改善しない場合は、手術療法が検討されることもあります。日頃からストレッチや正しい姿勢を意識することで、坐骨神経痛を予防することも可能です。坐骨神経痛の症状でお悩みの方は、この記事を参考に、ご自身の症状に合った対処法を見つけてみてください。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。